近年いろんな形の進路が増えてきました。私の在籍しているオンライン大学もですが数年前から話題となっている異文化実体験型の大学があります。
机のうえではなく、体験で学ぶのが合っている子には充実した大学生活になるのではないでしょうか?
難関大学と言えばハーバード大学やスタンフォード大学が名を連ねますが、合格率が2%未満の「ミネルバ大学」が注目を集めていることをご存じでしょうか。ミネルバ大学とはどんな大学なのか、どんなスタイルで学びを得ることができるのか、解説していきます。
最新の教育法が注目の的になっていた
コロナ禍がきっかけとなり今でこそオンライン授業が一般的になりましたが、コロナ禍以前からオンライン授業を主軸に展開していたのがミネルバ大学です。
4年の期間を費やして7都市を移動し、全寮制を取り入れて学ぶスタンスが注目されてきました。
世界7都市にはそれぞれ異なる文化があります。
それぞれの都市にあるNPOや企業などと連携を取りながら、生徒たちがそれぞれの都市を渡り歩いて学びを得る、それを可能にしているのがミネルバ大学なんです。
学費が安いことも特徴的
大学の授業料が高いのは日本だけの話ではなく、アメリカなどの大学も学費が高騰していることが問題視されています。
今現在の学費は大学で学ぶ教育に見合った価格なのか、そこに疑問を抱いたのもミネルバ大学です。
様々な分野がグローバル化している今、本当の意味で学生たちにグローバルな世界を体験してもらい、その体験から思考を深めるきっかけを掴んでほしいと考えた末にミネルバ大学が誕生しました。
学生にとって理想の空間が実現
ミネルバ大学の授業に対する組み立ては、ハーバード大学やスタンフォード大学など難関と呼ばれる大学と大差がないのも特徴的です。
オンラインでありながら高い水準の教育を受けることができる、それがミネルバ大学の最大の武器とも言えるでしょう。
世の中には、オンライン授業に消極的な考えが今もないわけではありません。
対面授業を無くしてしまうと生徒たちの学ぶ意欲が衰退するのでは、と考える人たちも少なくないのです。
オンライン授業と聞くと閉鎖的なイメージがありますが、ミネルバ大学がモットーとするもの、それはオンラインで学んだ知識を持って世界へ飛び立とう、という思考です。
まとめ
コロナ禍が収まりつつあることで、オンライン授業の機会が徐々に減りつつあるのが現状です。
だからこそ、ミネルバ大学がさらに注目を集めているのでしょう。この先もどのタイミングで感染症パンデミックが起こるかわかりません。
それを踏まえて、オンライン授業で世界を渡り歩き学びを得ることは、これから先何十年、何百年と必要不可欠になるかもしれません。
えいごdeさんすうがくも、オンラインや郵送を中心としています。
オンラインだから通学より簡単だ、モチベーションが下がるというのはそもそも「自分から学びたい」という意識が少ない場合ではないかと感じています。
学びたいことであれば、対面の機会が少ない環境に生活していると、オンラインでもなんでも学べる機会が存在することに希望を持つからです。