先日こんな記事を書いていたら、こんなニュースを見ました。
この記事には書いていませんが、Twitterでみたところ、
普通の高校に在学していたけれど、数学に集中したくて通信制高校に。
その後大学も途中で中退して、大学院に飛んでいます。
もちろん、この方が数学において特別な能力があったことは無視はできないとおもうのですが、
ここでは通信制高校や、通信制大学、大学院への飛び級、について考えてみたいなと思います。
高校3年の時間を有効活用したい人もいる
わたし自身は一応、高校は卒業していますが、おそらく今のように様々な選択肢があったら辞めていただろうと思います。これは今だからそう思うのですはなく、高校1年生の時に同じクラスだった子が高2のときに学校を辞めて、グレてるとか、将来大変そう、とか思う前に「うらやましい」と思った実体験があるからです。
おそらくこの時点でなにかしら「とっても好きなこと」「どうしても今やりたいこと」があったら辞めていたと思います。なぜか毎年ひとり短期留学できる制度が、自分たちの学年の年だけなく、それもまた目的にできなかったため、高3までとりあえず卒業してしまった感じです。
まだ明確に何がしたいか決まっていない人、にとっては「青春を楽しむ」というで高校も大事な期間ですが、なにか早く達成したい、突き詰めたい、というものを見つけてしまった子にとっては義務教育ではない高校は、別の時間の使い方ができるということになります。
だいたいのことは「高校卒業資格」(もしくは高認)が必要なだけ
なにかの受験資格といったものはたいてい、高校を卒業していれば資格はあるものです。
海外への出願の場合もそうです(例外はあるでしょうが。提携校とか)。
医者や薬剤師を目指すのではあればまた別になりますが(実習が中心の分野)、高校卒業資格を取ることで進められる進路であれば、効率的に取ることは可能になってきます。
不登校になり、学校へ行くかどうか悩んでいる間は別ですが、「行けない」「行かない」と事実として確定したあと、その現実と、こどもの夢を埋めることが必要になってきます。
それができるのがこうしたいろいろな制度の細かいところを知ることなのではと思っています。
なぜ大学を辞めて大学院に入れるのか?
もちろん、通常の場合は、高校→大学→大学院、という段階を踏んでいくのがふつうでしょう。
しかし、どこかの大学院のサイトの出願に関する部分などを探して読んでみてください。
たいていは、大学院に入ってOKと思われるレベルにあることが証明できれば、大学卒業が前提じゃない、と書いているケースが多いです。
もちろん、誰でも彼でもではなく、長年スポーツ選手として一線で活躍してきた方とか、今回のような特化した能力があったりする必要がありますが、もしかしたら誰でも小学1年生とかから、興味があることを突き詰めていたら、そういう学びができたら、多くの人が研究者レベルになれるのかもしれません。
不登校や、成績で苦しむのではなく、ゴールを設定しよう
不登校になって、そんなに簡単に割り切れないのも当事者家庭なのでよくわかります。
ただ、いったん決めたら、大事な成長期である小・中・高の6・3・3、12年という長い時間、こどもたちに罪悪感を感じさせたまま、過ごさせたくはないと私は感じました。
12年、一つのことをやったら(ひとつでなくてもいろいろやることでも)成果が出るような時間です。
それも成長著しい時期に。
なぜ高校は卒業できればいい、っていうのかと言えば、○○県の~高校の1番じゃないからダメ人間だ、とか▲▲大学に落ちたから価値のない人間だとか、そういうふうに考えて、青春ワクワクの時期を過ごしてほしくないと思うからです。
やりたいこと、好きなことを、「絶対達成するルート」を見つければいいのであって、それは制度上存在します。
普通にこだわると知らない、見つけられない部分です。
エイガクはそのお手伝いの一部をできるようにと考えています(得意分野、不得意分野がありますので、専門外は信頼できる方やサイトを紹介します)。
好きなこと、わからない、という子も多いと思います。大人もそうでしょう。
でも、職業とかである必要はなく、ただ魅かれることや、逆にしたくないこと以外でもいいと思います。
混んだところが嫌いなら、ひとりでできる、通勤列車に乗らなくていい、学歴いらない仕事はなんだろー、と探してみる。
クラブのような派手な場が好きなら、そういうところで働けるスキルってなんだろう?DJ?バーテンダー?エリアはどこ?
そういうところから、少しずつ。
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